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コミュニティカフェとは

 

コミュニティカフェについては、現時点で明確な定義はなされていませんが、株式会社イータウン代表の齋藤保は著書『コミュニティカフェ~まちの居場所のつくり方、続け方』(学芸出版社、2020年)の中で下記のように述べています。

 

『「コミュニティカフェ」とは何か明確に定まってないが、僕は次のように考えている。
「コミュニティカフェ」とは、
市民が自発的・主体的に
カフェ的な空間・機能を活用して
事業として居心地の良い場を共有すること。
さらには自分たちの暮らすまちや地域に関わる機会も持ち合わせている場である。』

(【同書】, 2020, p.5)

また、法政大学の名和田是彦教授は同書の解題の中で、コミュニティカフェの定義として、横浜コミュニティカフェネットワークで議論した結果の一応の定義として下記のように紹介しています。

コミュニティカフェとは
公開性」「社会性」「常設性」及び「事業性」を有する交流拠点である、と定義される。

(【同書】, p.222)

 

つまり、特定の目的をもっていなくても誰でもが気軽に訪れたり集うことができ、そこでは地域や社会とつながる機会が用意されている。その場は特定の日のみ開かれるようなイベント的なものではなく、いつでもぶらりと立ち寄り、だれか(スタッフやボランティアなど)と気軽におしゃべりもできることが求められる。さらには、こうした交流拠点は行政が提供するサービスや仕組みとしてではなく、民設民営の拠点として運営を担うためいわゆるコミュニティビジネスとして取り組む必要があるということになります。

 

齋藤保『コミュニティカフェ~まちの居場所のつくり方、続け方』
https://e-etown.com/book2020

 

 

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