川崎市幸区東小倉地区で自分たちのまちの防災について考えるまち歩きやワークショップを実施しました。


■まずは自分たちのまちを知る「まちあるき」

防災について考える前に、まずは大人から子供まで多世代の住民が一緒になって自分たちのまちを「歩いて感じる」まちあるきを行いました。地域を3つのコースに分け、それぞれのグループごとに、地図に印をつけたり写真撮影をしながら実施。公衆電話や防犯カメラ、危険なブロック塀といった定番ポイントだけでなく、新たな視点でまちの資源の発見につなげられました。

 

■まちあるきで見つけた地域の資源をマップにして見える化

まちあるきで印をつけた地図と写真を元に、コースごとに「発見した魅力資源ベスト5」と「危険な場所ベスト3」を選び、グループで模造紙にまとめて発表しました。世代が違えば見るポイントも変わってくるのが面白いところです。まとめてみると「企業やお店と、お祭りなどで交流できたら」といった住民自身から資源を活かすアイデアも聞こえ、主体性の高まりも感じられました。

 

■「東小倉ふれあい防災講演会」他地域でどのように資源を活用しているかを知る

東小倉にもさまざまな資源があることを知った前回のまちあるきを受け、ほかの地域では地元企業や行政、各種団体等とどのような協力関係を築いているのか、楽しく防災訓練をするにはどのような方法があるのかを講演会形式で聞きました。講演会の様子はYouTubeでも配信し、より多くの地域住民や事業者の方々に関心をもってもらえるよう工夫しました。

 

■報告書「東小倉防災だより」を制作配布して、地域の意識啓発につなげる

まちあるき、ワークショップ、講演会の様子を「東小倉防災だより」として冊子を作成し、地域に配布。住民が参加し、どのような過程で防災計画が作られているのかを地域全体に共有。さらには次年度に行われる予定の防災イベントに向けて興味を持っていただけるような紙面構成としました。

 

■事業概要

●事業名:●期間:2020年12月~2021年3月
●目的:地域防災計画を自治体主体で作成するプロセスを地域の資源にして地域コミュニティの促進を行うことにより地域のつながりを広げ、災害時の共助の意識を高める。
●参加者:東小倉地区町内会、こども会、PTA 21名
●業務内容:事業全体のスキームづくり(企画)、町内会役員メンバー等との意見交換や方策検討の会議、地域防災計画策定のためのワークショップや講演、まちあるき実施。
●クライアント:川崎市幸区危機管理担当

本事業報告は2021年5月現在のものです。